王将・棋王の二冠王の渡辺明二冠は、タイトル獲得数が22期のトッププロ棋士です。今回は、渡辺明二冠の将棋タイトル戦の成績をまとめるシリーズの6回目をお送りします。今日のトピックは、「二冠維持」です。
目次
渡辺明二冠の将棋タイトル戦成績まとめ6回目
第39期棋王戦(2014年)
棋王戦の初防衛戦は、羽生善治七冠をストップさせた経験のある三浦弘行九段でした。
シリーズは、渡辺明棋王のストレート防衛で、二冠を堅持しました。
第63期王将戦(2014年)
「羽生善治三冠vs渡辺明二冠」の頂上対決が、王将戦でも実現しました。
シリーズはゴールデンカードと呼ぶにふさわしく、シーソーゲームのスリリングな展開でした。
渡辺明王将が2連勝すると、挑戦者の羽生善治三冠も2連勝を返し、第5局で渡辺王将が王手をかけると、羽生三冠も逆王手をかけるという、ファンにはたまらない展開。
最後は渡辺明王将が勝利を飾り、王将の防衛を果たしました。
63期王将戦の第1局の渡辺王将と羽生三冠(いずれも当時)の写真と記念扇子を見てきました。 pic.twitter.com/4mIRFLrXhR
— べひ (@mhd_to) 2016年5月1日
第40期棋王戦(2015年)
3度目の棋王戦に臨んだ渡辺明棋王へ挑戦権を手にしたのは、羽生善治名人(四冠)でした。
四冠vs二冠のゴールデンカードだったので、前年の王将戦に続いてフルセットの五番勝負が期待されました。
ところが、今度は渡辺明棋王の3連勝でシリーズの幕が閉じ、引き続き二冠を堅持しました。
将棋 第40期棋王戦 渡辺明棋王 羽生善治名人に3連勝のストレート防衛 http://t.co/2VxNIp8orm pic.twitter.com/MDnqcAMDqP
— ちたま速報@相互フォロー (@chitamasokuhou) 2015年3月8日
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