【豊島将之八段】レーティングと王将戦・将棋順位戦での成績は?いつタイトルを獲るか予想する!

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名人への挑戦者を決めるA級順位戦でトップを走っている久保利明王将と豊島将之八段で、王将戦でも激突しています。豊島将之八段はプロデビュー時から強さに定評があり、タイトル戦にも何度も挑戦し、成績もよく、レーティングでも高い評価を得ています。そこで今回は、豊島将之八段を取り上げて今までの成績を紹介し、「いつタイトルを獲るか?」を予想して見ました。

豊島将之八段とは?

強いよね

ファンからの評価も重要ですが、プロ棋士の評価は、印象点よりも技術点をより重視するので、よりシビアです。

棋士が他の棋士を評価する際には、多少のネタの要素はあるにしても、強いと全く思わない棋士に対して「強い」とは言いません。

皆さんも一度は目にされたことがあるかもしれませんが、NHK杯というテレビ将棋トーナメントが毎週日曜日に放送されています。

対局が始まる前に両対局者へ意気込みなどを語ってもらうシーンがあるのですが、そこで佐藤紳哉七段が「豊島?強いよね」と語ったのは有名なエピソードです。

豊島将之八段のレーティング

昨今は段位が棋士の実力を反映していないという風潮が一般的なので、非公式記録ながらレーティングで強さを見ようとする動きが、一部のファンの間であります。

2018年2月4日に更新された情報では、全棋士中トップを走っています。

これは、下位の棋士に取りこぼさず、自分より上位の棋士にも勝ち続けている証拠でもあります。

豊島将之八段の成績

プロデビューは16歳

藤井聡太五段の14歳には及ばないものの、高校1年でのデビューはトップ棋士の中でも遜色のない早熟ぶりです。

三段への昇段記録は後に藤井聡太五段が更新しましたが、当時の最年少記録でした。

高い勝率

プロ棋士デビュー1年目の2007年に、全棋士中3位の勝率.714という驚異的な記録を残しました。

デビュー3年目には早くも竜王戦の決勝トーナメントで2戦勝ち抜き、最終的に全棋士中トップの勝率を上げました。

詳細は後述しますが、現在挑戦中の王将戦以外にも3度タイトル戦へ挑戦しています(王将戦1回、王座戦1回、棋聖戦1回)。

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昇級

プロ6年目には早くも、上から2つ目のB級1組へ昇級を果たします。

その後、4年かかりましたが最終的にA級への昇級も決めました。

関連記事:藤井聡太六段とトッププロはどっちが強い? A級棋士と徹底比較!

豊島将之八段とタイトル戦

羽生善治という超人がいるのでタイトル戦に出場するのは簡単なように見えますが、実は1回でも登場するのが極めて難しいのが実態です。

逆に1度でも出場すれば、トップ棋士ないしその予備軍という評価をされるので、どの棋士も「1度はタイトル戦に出場したい」と夢見ますし、プロデビューした棋士のほぼ全員が目標に掲げます。

そんな中豊島将之八段は、すでに4度もタイトル戦へ出場している上に、翌4月からの名人戦挑戦者決定リーグ(A級)でも、トップタイにつけています。

王将戦(1回目)

プロ4年目というスピードで、久保利明王将への挑戦を決めました。

王将に挑戦するには「王将リーグ」を勝ち抜かないといけないのですが、王将リーグは定員7命中4名しか残留できないという超難関です。

そこを5勝1敗で勝ち抜いたことで、強さの評価は益々確固たるものとなりました。

七番勝負では2勝4敗で敗れてしまいましたが、期待に違わないスピードで、トップ棋士への仲間入りを果たしました。

王座戦

プロ7年目の2014年には、絶対王者である羽生善治王座への挑戦を決めます。

羽生王座を追い詰めたものの、残念ながら五番勝負では2勝3敗で敗退しました。

棋聖戦

翌年には棋聖戦で羽生棋聖へのリベンジマッチを挑みますが、1勝3敗で棋聖奪取はなりませんでした。

王将戦(2回目)

2017年には王将リーグを再び5勝1敗で勝ち抜き、再び久保王将への挑戦を決めました。

2018年3月11日時点で王将戦七番勝負は5局まで消化され、豊島将之八段から見て2勝3敗となっています。

関連記事:将棋タイトル戦王将戦の結果はどうなる? 久保利明と豊島将之八段が対戦!

A級順位戦

2017年に初参加したA級順位戦では、開幕5連勝という離れ業をやってのけます。

その時点では2番手に星2つの差をつけていたので、「名人挑戦は決定か!?」との声も聞かれました。

さすがにA級はトップ棋士がひしめく厳しいリーグなのでその後やや失速しましたが、現在でも6勝3敗とトップを並走しています。

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いつタイトルを獲るか予想する!

現時点で一番タイトルに近いのは「王将」ですが、七番勝負は1勝2敗と黒星が先行しています。

相手が過去に二冠王の経験もある久保利明王将なので容易ではありませんが、まだカド番ではありませんので、可能性ありと見ていいでしょう。

次に近いのが「名人」です。

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これも、残り1局を勝ち、場合によってはプレーオフも勝ち抜いた上で、佐藤名人との七番勝負に勝つ必要はあります。

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そのほかのタイトル戦では、以下のような進捗となっています。

  • 棋聖戦:2次予選進出
  • 王位戦:挑戦者決定リーグ在籍
  • 竜王戦:1組で2回戦進出

タイトルが「目前に迫っている」状況ではありませんが、タイトル戦の場数もたくさん踏んでいるので、王将・名人どちらかは手にするのでは、と勝手予想しています。

将棋界に関するあらゆる情報を発信していきます。

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