【藤井四段】待望の谷川浩司十七世名人との対局は持ち越し

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藤井四段(藤井聡太四段)が、1月6日に行われた対局(第59期王位戦予選)で大橋貴洸四段に敗れました。この対局に勝っていると、22日にあの谷川浩司九段(十七世名人)との対局が実現していたのです。ファンとしては残念ですが、今日は、「藤井四段の感想」「対局者の大橋四段の思い」「谷川浩司九段」にフォーカスをあててみました。

藤井聡太四段ってどんな人?

空前の「デビューから29連勝」と「史上最年少棋士」で有名になった、いま最も注目されている棋士です。将棋界では、「覇者と目される棋士は10年〜20年周期でデビュー」「中学生でデビュー」が暗黙の要件といわれています。谷川浩司さん・羽生善治さん・渡辺明さんは、いずれもこの要件を満たしています。

藤井の成績(平成29年度)は?

46勝11敗(平成30年1月13日時点)です。勝数2位の棋士が35勝であることを考えても、驚異的と言えます。

藤井四段の感想

以前から「僥倖」などの、言われてもパッと意味が浮かばない、中学生離れした発言で注目されていますが、この日は以下のようにコメントしています。

序盤に失敗してしまった。完敗です

出典:日刊スポーツ

一方で以下のようにもコメントしており、めげることはありません。

もっと力をつけたい

出典:日刊スポーツ

将棋や囲碁などの勝負の世界では、「メンタルをいかに平静に保つか」が勝敗を左右します。それだけ、僅差の世界で戦っているからです。

ちょっとしたネガディブな状態が、結果に大きく影響します。

私のような凡人は凹んでしまうのですが、発言を見る限り今までと変わらないポジティブな姿勢が見えるので、近いうちに谷川さんとの対戦は実現するでしょう。

対局相手の大橋貴洸四段

大橋貴洸四段ってどんな人?

将棋の世界では、原則半年に2人プロ(=四段)になります。大橋さんは、藤井さんと同じタイミングでプロになった方です。

プロになった年齢が24歳なのと、同期が藤井四段という不運(?)もあって注目はされていなかったのですが、勝数ランキングで藤井四段についで2位(1月13日時点)につけている強い棋士です。

報道では、以下のような評価がされているようです。

藤井がいない普通の年だったら、大橋も相当騒がれていたのは間違いないぐらいの実力者。2人で切磋琢磨し今後の将棋界を盛り上げてくれるのでは

出典:スポニチアネックス

偶然負けたのではなく、相手も強かったのです。

大橋貴洸四段の思いは?

注目される対局では、主催している新聞社や報道の方から、対局者にコメントを求められることがしばしばあります。

例に漏れず対局相手の大橋四段にもコメントが求められたのですが、コメントに彼のプライドがにじみ出ており、とても印象的でした。

初めて藤井に2つ目の黒星を付けた棋士となった大橋は「偶然ですが対局も多くて」と謙そんしながら、藤井の手筋について「ある程度研究している」とライバル意識を隠さなかった。

出典:スポニチアネックス

口に出すかどうかはともかく、こういった意識を持ち続けないといけませんね。私も見習います。

谷川浩司十七世名人

おとなりの囲碁界で井山さんが七冠を達成したことであらためて脚光を浴びた羽生さんの七冠ですが、羽生さんが七冠は2度目で達成したことをご存知でしょうか?

1度目のチャレンジで羽生さんの前に立ちはだかったのが谷川浩司十七世名人(当時は「王将」)です。七冠達成のための最後のタイトルは王将だったのですが、七番勝負でまさに死闘を演じました。

このほかにも、史上最年少の21歳で名人になったり四冠王の経験もあるなど、覇者の一人に数えられている大棋士です。

今回は惜しくも対局はかないませんでしたが、近い将来に対局が実現することを願っています。

将棋界に関するあらゆる情報を発信していきます。

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