藤井聡太を羽生善治・谷川浩司・渡辺明と比較したい!第7回

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次代の王者が確実視されている藤井聡太七段を、これまでの歴代の覇者と比較したくなりますよね。「藤井聡太七段と歴代王者(羽生善治・谷川浩司・渡辺明)」の比較シリーズ第7回は、「最多対局数」と「同時複数タイトル獲得数」を保存版としてまとめました。







藤井聡太と羽生善治・谷川浩司・渡辺明を比較第7回

最多対局数

勝ちまくらないと作れない記録

将棋の公式戦では、順位戦を除いて基本的にトーナメント形式なので、下の方で負けると対局数は増えません。

一方で勝ち進むと対局は増えていきますし、リーグ入りすると一定の対局数が一気に増えます。

例えば王将戦でしたら6局が、王位戦であれば5局の増加が確定します。

つまり対局数が多いということは、それだけ勝ちまくっているということです。

また、タイトル戦に出場すると前泊&後泊が基本なので、2日制のタイトル戦だと4日間を1局で費やします。

谷川浩司九段の記録

その前提知識をもって羽生・谷川の記録を見ると、超人的と言わざるをえません。

谷川浩司九段が86局を記録したのは1985年で、名人戦と王座戦に出場されて勝率は.651でした。

このあたりの時代は中原・米長時代の後半で、谷川浩司九段が徐々に覇権へ向けてあゆみを進めていた時でした。

羽生善治九段の記録

羽生善治九段が2000年に記録した89局は、それに輪をかけて超絶的です。

この年の羽生善治九段は五冠を獲得し、名人戦を除く6つのタイトル戦に全て出場されています!

しかも勝率は、.764です。

タイトル戦はその年に絶好調のトッププロと戦うのに、その人との番勝負で4回に3回は勝っているなんて・・・。

もはや、感嘆のため息しか出てきませんね。

藤井聡太七段の記録

藤井聡太七段の73局は2017年に記録されたものですが、これは29連勝も含まれていて、非常に価値の高い記録です。

まだプロ生活は始まったばかりですが、今後羽生善治九段のように「タイトル戦出まくって勝率9割」なんて記録を作っちゃうかもしれませんね。

これまでの超絶的な記録を見ていると、羽生善治九段も真っ青な記録を作っても不思議ではありません。

同時複数タイトル獲得数

藤井聡太七段はまだタイトル獲得まで至っていませんが、歴代の覇者は同時に複数のタイトルを獲得しています。

羽生善治九段の記録:七冠完全制覇

言うまでもなく「七冠」で、1996年に記録されました。

当時の強さは、小学生時代からのライバルだった森内俊之九段(十八世名人)をして

「神がかっていた」「何をやっても勝てないような感じで・・・」

と評されていました。

最高の賞賛ですね。

谷川浩司九段の記録:四冠

1992年に達成された記録です。

谷川浩司九段がタイトル戦の舞台での活躍が本格化したのは1989年前後からで、1992年にはピークを迎えていました。

このころは30歳だったので、円熟味が増してさらなる高みへ登るはずでしたが、ここから始まったのは羽生善治九段との長い覇権争いでした。

常に圧倒的に押され気味な中で、七冠阻止や名人・竜王奪回など、ファンの溜飲をさげる活躍も残されています。

渡辺明二冠の記録:三冠

2013年に達成された記録です。

なかなか複数冠が獲得できない時期が続いていましたが、2011年あたりから複数冠への歩みが始まり、2013年にピークを迎えました。

達成の後、羽生善治三冠(当時)との棋聖戦での三冠対決は、ファンが大いに注目した一戦でした。

2017年あたりに深刻な不調に陥りましたが、その後2018年から復活を遂げて、むしろキャリア最高の調子をキープされています。

これからキャリアの絶頂期を迎えそうな勢いなので、藤井聡太七段の行く手を阻む一番手になるのではないかと目されています。

【次の記事】

藤井聡太と羽生善治・谷川浩司・渡辺明を比較!保存版まとめ第8回







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