藤井聡太は羽生善治・谷川浩司・渡辺明と比較してすごい?第6回

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2年連続で勝率8割越えの快進撃を続ける藤井聡太七段は、歴代の王者と比較してどれくらいすごいのでしょうか?「藤井聡太七段と歴代覇者(羽生善治・谷川浩司・渡辺明)」の比較シリーズ第6回は、「連勝記録」と「連覇記録」を保存版としてまとめました。







藤井聡太と羽生善治・谷川浩司・渡辺明を比較第6回

連勝記録

谷川浩司九段と渡辺明二冠は連勝記録で上位にランクインしていませんが、羽生善治九段と藤井聡太七段については、歴代記録にランクインしています。

順位 氏名 連勝 西暦
1位 藤井聡太 29 2016-17
4位 羽生善治 22 1992
8位 羽生善治 18 1987-88
8位 羽生善治 18 2005

羽生善治九段の名前が多いのは、強いのとキャリアが長いためで、記録数の面で藤井聡太七段と比較はできません。

そんな背景はさておき、やはり歴代1位に輝いている29連勝は、超絶的と言わざるをえません。

通算勝率.650以上を強豪プロ棋士と定義すると、藤井聡太七段が連勝中に勝った相手は以下のとおりです。

対局相手 通算勝率 勝利数
大橋貴洸 .725 2勝
近藤誠也 .722 1勝
千田翔太 .719 1勝
増田康宏 .706 1勝
都成竜馬 .676 1勝

連勝中にタイトル獲得歴のあるトッププロ棋士との対局はありませんでしたが、若手の「将来タイトル獲得の可能性の高い棋士」にしっかり勝利していることがわかります。

決して「弱い棋士から勝ちまくって作っただけの記録」というわけではないということです。

特に、増田康宏六段と大橋貴洸四段(2勝)に勝利した上での連勝なので、記録の価値をより一層高めています。

連覇記録

羽生善治王座の王座戦19連覇

羽生善治九段は、超絶的な連覇記録をいくつも残していますが、中でも突出しているのは「王座戦」です。

これまでの連覇記録は、大山康晴名人の「名人戦13連覇」が連覇記録でした。

それを大幅に更新する「王座戦19連覇」は、今後誰が破るのかわからないくらい途方も無い記録です。

しかも連覇を渡辺明二冠に止められた後、すぐ翌年にリターンマッチを挑み、以降5連覇を果たしています。

つまり、王座戦には25年連続で出場しているということです。

しかも、そのうち獲得数24期です。

言葉が見つからないですね。

ちなみに前出の大山康晴名人は、13連覇の前にも7年連続して名人戦に出場しているので、連続出場記録は20年(うち獲得数18期)です。

間に挟まっているのは、升田幸三元名人の2連覇です。

渡辺明竜王の竜王戦9連覇

連覇が難しいとされていた竜王戦で、従来の記録(藤井猛竜王の3連覇)を大幅に更新する9連覇は、華々しい記録です。

中でも、羽生善治名人を相手に3連敗4連勝をやってのけたシリーズは、今でも将棋史上最大の逆転劇として語り継がれています。

【関連記事】

将棋タイトル戦七番勝負の大逆転まとめ!

谷川浩司王将の王将4連覇

羽生渡辺の記録が凄すぎて霞んでいますが、王将4連覇も偉大な記録です。

ただこの時は、羽生善治九段の絶頂期にバッティングしてしまい、「七冠」に飲み込まれて連覇は4でストップしてしまいました。

藤井聡太七段の朝日杯2連覇

デビュー間も無い時期から、全ての将棋棋士が参加する公式戦で2連覇するとは、驚き以外のなにものでもありません。

特に、羽生善治九段、渡辺明二冠、佐藤天彦名人、広瀬章人竜王など、並み居るトッププロ棋士をなぎ倒したうえでの連覇なので、価値の高さはもはや形容詞不要の世界です。

今後も間違いなく、数々の連覇記録を作っていくのでしょう。

楽しみですね。

【次の記事】

藤井聡太と羽生善治・谷川浩司・渡辺明を比較!保存版まとめ第7回







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