藤井聡太七段と豊島将之名人(三冠)の成績・戦績を比較!第2回

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タイトル戦で3連続勝利中の豊島将之名人(三冠)と、藤井聡太七段の成績・戦績を比較するとどうなるのでしょうか?シリーズの第2回は「羽生善治九段との対戦成績」や「タイトル戦の最高成績」などについて解説します。







藤井聡太七段と豊島将之名人(三冠)の成績を比較 第2回

デビュー初年度の勝率

将棋プロ棋士にデビューすると、どんなに将来有望な若手でも予選からスタートします。

強いトッププロ棋士たちはシードされているケースが多いので、予選で対戦する将棋プロ棋士は、くじ運が悪くない限りは「強くない人」の場合が多いです。

そういった背景もあって、将来有望な若手がデビューしたときは「どの程度高い勝率を残すか?」が注目されます。

ここ数年の間にデビューした新四段の勝率は以下の通りですが、筆者の主観もありますが、.650を超えてくると「こいつは強い」という見方をされます。

氏名 デビュー年 初年度勝率
藤井聡太 2016年10月1日 .836
大橋貴洸 2016年10月1日 .793
西田拓也 2017年4月1日 .625
杉本和陽 2017年4月1日 .625
斎藤明日斗 2017年10月1日 .410
古森悠太 2017年10月1日 .487
長谷部浩平 2018年4月1日 .590
池永天志 2018年4月1日 .559
本田奎 2018年10月1日
山本博志 2018年10月1日
出口若武 2019年4月1日
黒田尭之 2019年4月1日

三段リーグは半年単位で開催されるので、藤井聡太七段のように年度の途中でデビューする棋士が少なくとも2名発生します。

そのため、本田奎四段と山本博志四段以降にデビューされた方の成績は「?」としています。

先ほどの基準に照らすと、勝率が.650を超えているのは藤井聡太七段と大橋貴洸四段のみで、お二人とも高い評価を受けています。

豊島将之名人も、実質初年度の勝率は.714で、非常に高い成績を残されています。

竜王戦決勝トーナメント進出割合

藤井聡太七段は、これまでのキャリアで2年とも進出を果たしています。

一方の豊島将之名人は、これまでのキャリアで50%の進出率を残しています。

ただ、お二人とも勝ち上がるのは苦労されているようで、決勝三番勝負まで進出したことはありません。

羽生善治九段との対戦成績

将棋界の絶対王者で、現在も強豪棋士の一角を占めている羽生善治九段に、どの程度の対戦成績を残しているのかは、「強さ」を測る上で重要な指標です。

藤井聡太七段は、朝日杯の準決勝で勝っていて1勝0敗ですが、対局数が少ないので、ファン的にはもっと増えて欲しいと思います。

豊島将之名人は15勝16敗で、ほぼ5分の成績を残しています。

王位戦の結果を見ても分かる通り、羽生善治九段は弱くなったわけではないので、今後もお二人の対戦は続くと思います。

王者の地位を維持するには、羽生善治九段の挑戦を退ける必要がありますが、さてどうなるでしょうか?

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