通算勝率7割を超える永瀬拓矢七段が、3度目の将棋タイトル戦で初戴冠に王手をかけています。今回は、永瀬拓矢七段のこれまでの将棋タイトル戦の成績を記事にまとめました。
目次
永瀬拓矢七段の将棋タイトル戦成績まとめ
第87期棋聖戦 (2016年)
永瀬拓矢六段(現七段)にとって初めてのタイトル戦は、羽生善治棋聖が相手でした。

出だし3局を2勝1敗とリードしましたが、後半2局を連敗してしまい、奪取はなりませんでした。
第87期棋聖戦五番勝負第4局 羽生善治棋聖vs永瀬拓矢六段は、羽生棋聖が勝利。後手番の羽生棋聖が用意してきたと思われる古い形の将棋になり、攻めきって快勝。これでシリーズの成績は2勝2敗、フルセットに。最終第5局は8月1日です。https://t.co/Dxk79LcdaQ
— 将棋ワンストップ (@shogi1com) 2016年7月13日
第43期棋王戦 (2018年)
2度目のタイトル戦は、連覇を続ける渡辺明棋王が相手でした。

前回と同じく棋王戦でもフルセットまで持ち込みましたが、惜しくも奪取はなりませんでした。
2018年のとちぎ将棋まつりは第43期棋王戦五番勝負 第1局 渡辺明棋王 対 永瀬拓矢七段の対局と同時に開催されました。
こちらは対局開始前の挑戦者永瀬拓矢七段。
信玄袋から時計などを取り出し、しばし瞑想し、そしてまだ駒が並べられる前の盤面をじっと見つめるお姿です。 pic.twitter.com/rVdsRycnMW— とちぎ将棋まつり (@tochigishogim) 2019年3月10日
第4期叡王戦 (2019年)
3度目のタイトル戦は、前年に初タイトルを獲得した高見泰地叡王でした。
【2019年春の将棋タイトル戦👀】
✅名人戦(佐藤天彦名人 vs 豊島将之二冠)
→通算勝率(佐藤.678 豊島.694)
→タイトル数(佐藤3個 豊島2個)✅叡王戦(高見泰地叡王 vs 永瀬拓矢七段)
→通算勝率(高見.620 永瀬.718)
→タイトル数(高見1個 永瀬0個) pic.twitter.com/kKS5pO4MhY— 将棋ポケット@将棋ブログ (@shogipocket) 2019年3月21日
シリーズが始まると、永瀬拓矢七段が怒涛の4連勝で、一気に初タイトルを手中に収めました。
豊島将之二冠のときもそうでしたが、今回の叡王戦をきっかけに、永瀬拓矢七段は一気に複数冠へ駆け上がる可能性があります。
通算勝率7割越えという強さに、いよいよ実績が追いつこうとしています。
【第4期 #叡王戦 七番勝負】
「永瀬新叡王が誕生」
5/11(土) 高見泰地叡王 vs.永瀬拓矢七段の第4局は、永瀬七段が132手までで勝利し、4連勝で初タイトルを獲得しました。
只今、囲み取材・感想戦を生放送中です。
▼視聴https://t.co/QK56Zmzmg1 pic.twitter.com/mj13Z75X1Z
— ニコ生公式_将棋 (@nico2shogi) 2019年5月11日
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