将棋の数字の意味を解説して! 駒の場所・将棋盤の位置・動かし方は何て読むのか教えて!

Pocket

将棋の本やテレビで「7六歩」とか見聞きしますが、「どう意味?」って思ったことはありませんか? これは、駒の場所のことを言っています。今日は、「なんて読むのか・どういう意味か教えて!」という方に、将棋盤の位置の読み方を解説します。

駒の場所・将棋盤の位置の読み方はなぜ知らないといけないの?

将棋が強くなる・上達する方法は、いくつかあります。

例えば将棋の本を読んだり、プロの将棋を見たり、詰将棋を解いたりなどなど。

それらに共通しているのは、「上手な人の駒の動かし方を学ぶこと」「詰将棋の解答の意味を知ること」です。

では、どうやったら動かし方・解答の意味がわかるようになるのでしょうか?

それは、本とかに書いてある「7六歩」とかの意味がわかれば、全て解決します。

駒の位置はなんて読むの?どういう意味?

行番号と列番号で駒の位置を表現

まずは、将棋盤を見て下さい。

将棋盤の右上端から左にかけて、1 2 3と列番号が付いていますよね。

同じように、右上端から順に、一 二 三と行番号が付いています。

将棋盤

この列番号と行番号を使って、将棋盤の位置・動かし方を表現していきます。

上の図では、相手の王様だけが配置されていますが、この王様の位置は「5一」で表現します。

駒の動きはどう表現するの?

まずは、以下の図を見て下さい。

歩兵を動かしたい

仮にこの歩兵(ふひょう)が6五へ動きたい場合は、「6五歩」(ろくごぉふ)と書きます。

左の局面の時に、将棋の本で「6五歩」(ろくごぉふ)と書いてあったら、「右の局面のように歩兵(ふひょう)を動かして下さい」という意味になります。

6五歩の意味

その場所へ動かせる駒が2つあったら?(6五銀左)

次に、以下の盤を見て下さい。

6五銀どっち?

そうです、6五の場所へ動ける銀将(ぎんしょう)が2つありますね。

こんな時に、左側の銀将(ぎんしょう)を6五へ動かしたいと表現するときは、「6五銀左」(ろくごぉぎんひだり)と表現します。

上・引の意味は?(2三金上と2三金引)

「2三金上(にいさんきんあがる)ってどういう意味?」って思うことありませんか?

これは、以下のような局面で、下の方の金将(きんしょう)を2三の場所へ上がって下さい、という意味です。

2三金上

逆に、上の方の金将(きんしょう)を2三の地点へ移動させたいと表現するときは、「2三金引」(にいさんきんひく)と表現します。

3三金寄は?

これは「さんさんきんよる」と読みます。

意味は、以下の局面で、左上の金将(きんしょう)が、3三の地点へ動きたいと表現する時に使います。

3三金寄

6八銀直は?

「ろくはちぎんすぐ」と読みます。

以下のように6八へ動ける銀将が複数ある場合で、真上に上がる場合に表現します。

6八銀直

将棋界に関するあらゆる情報を発信していきます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。