藤井聡太と現役名人経験者の将棋順位戦勝率を比較した!【永久保存版】

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将棋順位戦を勝ち抜いた先にある「名人位」ですが、現役の名人経験者は、どの程度の勝率で勝ち抜いて、名人となったのでしょうか?今回は永久保存版として、藤井聡太と現役名人経験者の将棋順位戦勝率を比較しました。








藤井聡太と現役名人経験者の順位戦勝率を比較した

「名人を獲得するまで」の勝率

現役のプロ棋士で、名人獲得経験のある方は以下の7名です。

  • 谷川浩司:5期 十七世名人
  • 羽生善治:9期 十九世名人
  • 佐藤康光:2期
  • 丸山忠久:2期
  • 森内俊之:8期 十八世名人
  • 佐藤天彦:3期
  • 豊島将之:1期

そこで、現役名人獲得経験者が、どれくらいの勝率で「名人」まで順位戦を勝ち上がったのかを、現在の藤井聡太七段の勝率と比較しました。

勝率8割超

8割を超える勝率で勝ち上がった現役名人経験者は、以下の3名です。

名人戦勝率8割超

 

順位戦は「棋士の格」を決めるリーグ戦でもあるので、どのプロ棋士も他の公式戦よりも本気度が高くなります。

そんな中で、8割を超えて勝ち上がってくるというのは、やはり「選ばれし者」という感が否めません。

特に谷川浩司九段の対局数の少なさは、特筆ものです。

それだけすごいスピードで名人まで駆け上がった証拠です。

そんな中に藤井聡太七段を入れてみても、なんら遜色なく、むしろ歴代名人の記録が霞んで見えるあたりに、藤井聡太七段の凄さがにじみ出ています。

勝率7割台

続いて、勝率7割台の現役名人経験者です。

名人戦勝率7割台

 

勝率6割台で名人になった現役棋士はいないので、やはり7割以上の成績で順位戦を勝ち上がる必要があるんですね。

その中でも、佐藤天彦九段がすごいスピードで名人になっていることが「対局数の少なさ」でよく分かります。

勝率もほぼ8割なので、「名人になるべき人」というのが納得です。

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