現役棋士で最多の22回も将棋タイトル戦の舞台で戦った羽生善治九段と谷川浩司九段。今回も、「羽生vs谷川」の将棋タイトル戦の対戦成績をまとめて振り返ります。
目次
羽生善治と谷川浩司の将棋タイトル戦まとめ第5回
第46期王座戦 (1998年)
名人位防衛に失敗した後、失地回復を目指して羽生善治王座へ挑戦しました。
出だし2連勝で一気に王手をかけましたが、その後は逆襲にあってしまい、奪取はなりませんでした。
第40期王位戦 (1999年)
過去に3連覇したこともある王位戦へ、挑戦者として名乗りをあげました。
フルセットまでのシリーズが期待されましたが、羽生善治王位の4連勝で防衛となりました。
第71期棋聖戦 (2000年)
今度は立場がかわって、谷川浩司九段が持つタイトル「棋聖」へ羽生善治四冠が挑戦しました。
期待に違わずフルセットのシリーズとなり、最後は羽生善治挑戦者の勝利で「五冠」へ復帰を果たしました。
【プロの実戦 次の一手】
▲羽生善治四冠 △谷川浩司棋聖 第71期棋聖戦五番勝負第1局 よりいま先手が▲3三龍としました。駒の損得はありませんが、先手玉が四枚美濃の堅陣であること、また3四銀の働きが悪いことから、後手が少し苦しい局面です。後手が形勢を挽回する手を考えてみてください。 pic.twitter.com/WisyWrPiFU
— RitaAme (@RitaAme) 2018年5月18日
第41期王位戦 (2000年)
谷川浩司九段が、前年度に続いて挑戦者として名乗りをあげました。
前年のシリーズと違って、第7局までもつれ込む熱戦となりました。
白星と黒星が完全に交互に並んだシリーズで、最後は羽生善治王位が防衛を果たしました。
【次の記事 5月5日公開予定】 |
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