「藤井聡太のタイトル獲得を阻むライバルは?」と聞かれて真っ先に浮かぶのは豊島将之竜王でしょう。21年に朝日杯で初めて勝利するまで、6連敗を喫していたので頷けます。そこで今回は、藤井聡太と豊島将之の対戦成績のまとめブログとして、タイトル戦の最新結果速報の保存版をお伝えします。
目次
藤井聡太と豊島将之の対戦成績!タイトル戦の最新結果速報の保存版!
藤井聡太二冠の最大の強敵の豊島将之竜王との対戦成績のまとめです📝
ほぼ大半の棋士に勝ち越している中で、唯一圧倒的に負け越しています🔍 朝日杯でついにあげた1勝で潮目が変わるか注目です👀
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— 将棋ポケット@将棋ブログ (@shogipocket) May 5, 2021
棋王戦挑戦者決定トーナメント2回戦 17年8月24日 (豊島勝利)
後に大きく行く手を阻むことになる豊島将之八段との初対戦は、棋王戦の挑戦者決定トーナメントで実現しました。
戦型は角換わり腰掛け銀になり、手厚い差し回しで豊島八段が勝利しました。
銀河戦本戦トーナメント11回戦19年5月23日 (豊島勝利)
2度目の対戦は、銀河戦の本戦トーナメントで実現しました。
この時点での肩書きは藤井聡太七段でしたが、相手は豊島将之名人になっていました。
戦型は相掛かりで、両者が得意とする流行の戦法でした。
目まぐるしいねじり合いが続く将棋を先手の豊島将之名人が制して、初対戦から2連勝を飾りました。
竜王戦決勝トーナメント準々決勝19年7月23日 (豊島勝利)
3度目の対戦は、竜王戦の決勝トーナメントで実現しました。
竜王戦は、藤井聡太二冠がこれまで毎年ランキング戦で優勝していながら決勝三番勝負までなかなか勝ち進めないタイトル戦で、その行手を遮った一人が豊島将之名人でした。
戦型は大流行していた角換わり腰掛け銀で、終盤のミスを機敏に突いた豊島将之名人が制して、初対戦から3連勝となりました。
王将戦挑戦者決定リーグ19年10月7日 (豊島勝利)
最年少タイトル挑戦記録を目指すべく王将戦挑戦者決定リーグ入りした藤井聡太七段(当時)は、リーグで豊島将之名人と対戦しました。
先手は豊島将之名人で、戦型は相掛かりになりました。
そろそろ連敗を止めたい藤井聡太七段でしたが、残念ながら今回も白星はならず、痛い星を落としてしまいました。
日本シリーズトーナメント2回戦20年9月12日 (豊島勝利)
公開対局の日本シリーズでも、豊島将之竜王との対戦が実現しました。
既に二冠となっていた藤井聡太二冠でそろそろ白星をと期待された対局でしたが、横歩取りの難解な将棋を今回も豊島将之竜王が制しました。
王将戦挑戦者決定リーグ20年10月5日 (豊島勝利)
棋聖と王位の二冠を獲得し、他の公式戦でも勝ちまくっているので、ファン的にもそろそろ勝てるのではという視線を向けたのが20年の王将戦リーグでした。
戦型は相掛かりで、豊島将之竜王の先手で対局がはじまりました。
藤井聡太二冠の意欲的な差し回しで優勢に局面を進めましたが、終盤にミスが出て、最後は豊島将之竜王の勝利となりました。
朝日杯本戦2回戦21年1月17日 (藤井勝利)
もはや天敵の感が出てきた豊島将之竜王との対戦は、朝日杯でも実現しました。
戦型は角換わりで、豊島将之竜王の先手でスタートしました。
終盤有利になって最後までしっかり勝ちきり、ついに豊島戦での初勝利となりました。
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