驚異的な成績で快進撃を続ける藤井聡太七段は、将来的に渡辺明二冠を上回る成績を残せるのでしょうか?「藤井聡太七段の未来予想シリーズ」の3回目は、永久保存版として渡辺明二冠の成績を分析し、藤井聡太七段の未来予想をしてみました。
目次
藤井聡太の未来予想に渡辺明二冠の成績を分析した
年齢情報
まずは年齢情報を見てみます。
共に中学生棋士ですが、やはり三段リーグを1期で駆け抜けた藤井聡太七段の凄さが光ります。
通算勝率
通算勝率は、若手の頃から絶頂期の頃にかけてピークを迎えて、その後低下していくのが多くのパターンです。
そんな多くのパターンの例外が、羽生善治九段と渡辺明二冠です。
渡辺明二冠は、このランキングにはお名前はありませんが、すぐ下の14位に.663で続いています。
渡辺明二冠の年度別勝率の推移
渡辺明二冠のキャリアは、キャリア初期〜中盤にかけては「竜王戦9連覇」、中盤以降は「棋王戦7連覇とキャリア最高勝率達成」の2つに分かれます。
藤井聡太七段の成績を合わせると?
赤色が藤井聡太七段で、濃い紫色が渡辺明二冠です。
若干の浮き沈みがありながらも、渡辺明二冠は常に6割5分-7割の成績を残しつつ、タイトル獲得もしっかり果たされている、抜群の安定感が特徴です。
藤井聡太七段の成績は、渡辺明二冠の成績を上回っているので、3-4年目にタイトル獲得という顕著な実績を残せるかが大きな注目点です。
【関連記事】 |
こちらの記事もおすすめです