永瀬拓矢七段の成績まとめ!軍曹の性格と負けない将棋の棋譜は?

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ストイックな性格のイメージから来たニックネーム「軍曹」でお馴染みの永瀬拓矢七段。19年4月から始まる叡王戦七番勝負で初タイトルを目指しますが、成績はどんな感じでしょうか?永瀬七段が軍曹と呼ばれる理由に合わせて、出版された本「負けない将棋」のような将棋の棋譜をいくつか紹介します。








永瀬拓矢七段の成績と棋譜

通算勝率

将棋プロ棋士のデビューしたての頃は、予選を最初から勝ち上がって行くことになります。

そのため、トップクラスの棋士たちと対戦することはほぼないことから、ある程度の力量を持たれた棋士だと、勝率が高くなる傾向にあります。

問題はその後で、トップクラスの棋士たちと戦うようになってからも、高い勝率を維持できるようなら本物です。

通算勝率が6割5分を超えると、タイトルを手にしているケースが多いので、一応の目安として勝率.650を超えている棋士をリストアップしました(通算対局数100局以上)。

順位 氏名 通算勝率 通算対局数 タイトル歴
1位 藤井聡太 .853 136 なし
2位 大橋貴洸 .733 116 なし
3位 千田翔太 .721 301 挑戦1回
4位 永瀬拓矢 .720 428 挑戦2回※
5位 近藤誠也 .712 170 なし
6位 佐々木大地 .711 149 なし
7位 羽生善治 .708 2017 タイトル99期
8位 菅井竜也 .702 413 タイトル1期
9位 豊島将之 .693 636 タイトル2期
10位 増田康宏 .691 204 なし
11位 斎藤慎太郎 .680 300 タイトル1期
12位 佐藤天彦 .678 510 タイトル3期
13位 都成竜馬 .676 136 なし
14位 佐々木勇気 .667 375 なし
15位 三枚堂達也 .667 234 なし
16位 稲葉陽 .664 434 挑戦1回
17位 渡辺明 .661 932 タイトル22期
18位 糸谷哲郎 .656 556 タイトル1期

※叡王戦が3回目の挑戦

キャリアが長くなって来るとどうしても通算勝率は下がって行く傾向がある中で、2000局を超えても「通算勝率7割」を超えている羽生善治九段の凄さは驚異的です。

対局数が300局を超えてもこのリストに名前が載っている棋士は、佐々木勇気七段を除いて全て少なくともタイトルに挑戦しています。

「通算対局数が300以上で通算勝率.650以上」が、「タイトル戦に出てくる可能性のある棋士」かどうかを判断する一応の目安になるでしょう。

この表からわかるように、永瀬拓矢七段はキャリア通算勝率でもほぼトップであることがわかります。




タイトル挑戦

これまでに、棋聖戦(2016年)と棋王戦(2017年)でそれぞれ1回ずつ挑戦しています。

棋聖戦は羽生善治棋聖に、棋王戦は渡辺明棋王に負けてしまったのでまだ初タイトルは戴冠していませんが、誰もが「時間の問題」と捉えているのはまちがいありません。

通算勝率7割を超える永瀬拓矢七段が、3度目の将棋タイトル戦で初戴冠に王手をかけています。今回は、永瀬拓矢七段のこれまでの将棋タイトル戦の成績を記事にまとめました。

棋譜

無料で観れるウェブサイトでは、やはり2016年の棋聖戦と2017年の棋王戦です。

【2016年の棋聖戦の棋譜】は6局、【2017年の棋王戦の棋譜は7局】見ることができます。




永瀬拓矢七段の発言と性格は?ニックネームは軍曹!

軍曹と呼ばれる理由はストイックな発言

中には口にすることをためらうかたもいるのですが、永瀬拓矢七段は堂々と「努力」を公言されています。

以前、「将棋に才能は必要はない、努力だけだ」という旨の発言をされたことがあります。その考えはいまも変わりませんか?

永瀬 もちろんです。いまでも深く思っています。

出典:将棋情報局

ファンの間では、このようなストイックな性格を評して「軍曹」というニックネームが付けられていますが、これについては以下のようにコメントされています。

インターネット上では「軍曹」のあだ名がついているようですが、これについては?

永瀬 うーん、階級を上げられるように頑張ります(笑)。

出典:将棋情報局

嫌がっている節はまったくありませんね😅

絶対にプロ棋士になれる方法

努力を怠らないストイックな永瀬拓矢七段は、「絶対にプロになれる方法」という記事も公開しています。

小学生の頃には、平日は学校があるので5時間ほど、休日は7~8時間将棋に携わります。自分の場合は将棋道場に通うのがメイン

・中学生になると体力も付いてくるので毎日7~8時間。道場に通う時間は変わらず、増えた分はネット将棋で対局。

・対局数は中学時代で一日10局以上、30局未満で指していました。

・また詰将棋は解かず、棋譜並べは一日2~3局。当時は今のようなネット環境もなくアナログ的に盤に並べていました。

・三段リーグを戦った高校時代には毎日10時間前後の勉強。基本的な勉強内容は変わっていません。

・詰将棋はやらず、棋譜並べは2~3局。メインは実戦で、やはり10局以上、30局未満。ただし、持ち時間は、日々の勉強時間が増えた分だけ多くなったと思います。

・以上が自信を持って紹介できる勉強法です。これをやれば絶対プロ棋士になれます

出典:将棋情報局

ここまで断言できる方は、そうそういませんね。




本を出版「負けない将棋」

高い勝率にストイックな性格。

まさに「負けない将棋」という言葉がぴったりですが、出版された本の名前も「負けない将棋」です。

お人柄がにじみ出た内容になっているので、ぜひ手に取ってみて下さい。

叡王戦七番勝負

永瀬拓矢七段にとって3度目のタイトル挑戦が、2019年に実現しました。

王位経験者の菅井竜也七段に勝っての挑戦権獲得です。

今度こそはの思いも強いでしょう。

初防衛戦に臨む高見泰地叡王との七番勝負は、注目です👀







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