歴代の覇者(羽生善治・谷川浩司・渡辺明)と藤井聡太七段を比較するシリーズの最終回は、藤井聡太七段と歴代の王者の「苦手なトップ&若手プロ棋士」の比較を、保存版としてまとめました。
藤井聡太と羽生善治・谷川浩司・渡辺明を比較第10回
【藤井聡太と羽生善治・谷川浩司・渡辺明を比較🤔】
✅苦手トッププロ棋士は誰?
藤井:斎藤慎太郎王座 (勝率.000)
羽生:永瀬拓矢叡王 (勝率.300)
谷川:永瀬拓矢叡王 (勝率.000)
渡辺:深浦康市九段 (勝率.469)渡辺明二冠に極端な苦手トッププロ棋士いないことがわかる👀 pic.twitter.com/vRzLh5mBcD
— 将棋ポケット@将棋ブログ (@shogipocket) 2019年5月14日
苦手なトップ&若手プロ棋士を比較
4人の苦手なトップ&若手プロ棋士を、勝率とともに比較表にまとめてみました。
藤井 | 羽生 | 谷川 | 渡辺 |
斎藤慎太郎王座
(勝率.000) |
永瀬拓矢叡王
(勝率.300) |
永瀬拓矢叡王
(勝率.000) |
深浦康市九段
(勝率.469) |
菅井竜也七段
(勝率.000) |
菅井竜也七段
(勝率.000) |
稲葉陽八段
(勝率.143) |
藤井聡太七段※
(勝率.000) |
※渡辺vs藤井の対戦は1局のみ
永瀬拓矢叡王と菅井竜也七段の名前が複数出てくることから、あらためてお二人は「タイトルを取って当然のプロ棋士」であることがわかります。
通算勝率もさることながら「強い人たち」にしっかり勝っているので、「永瀬拓矢叡王」「菅井竜也七段」は、今後もタイトル戦の舞台で活躍し続ける可能性の高い棋士なのは間違いありません。
【第4期 #叡王戦 七番勝負】
5/11(土)13時30分より、高見泰地叡王 vs.永瀬拓矢七段による第4局を生放送いたします。
永瀬七段は本局の勝利で初タイトル獲得となります。
高見叡王が1勝返すか、注目の対局です。解説:渡辺明二冠
聞き手:伊藤沙恵女流三段▼視聴https://t.co/QK56Zmzmg1 pic.twitter.com/lwD3J0SXdb
— ニコ生公式_将棋 (@nico2shogi) 2019年5月10日
村)王位戦第6局は、挑戦者の豊島将之棋聖が菅井竜也王位に勝ちました。3勝3敗になり、決着は最終第7局に持ち越されました。感想戦、終盤の検討であまりにも難解な変化が現れ、両対局者と立会人の先崎学九段が思わず笑顔になる場面もありました。 pic.twitter.com/zeoYd41Qfh
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) 2018年9月11日
今後の注目ポイントととしては、2019年時点で将棋界の覇権を豊島将之三冠と二分する「渡辺明二冠が、藤井聡太七段とどのような対戦成績を残していくのか?」に尽きます。
もし、「羽生vs谷川」のように「後輩側」のワンサイドな展開になると、渡辺明二冠の覇権が一挙に奪われて、藤井聡太の天下になり得るためです。
そういう意味では、「渡辺明vs藤井聡太」「豊島将之vs藤井聡太」は、今後の将棋界を占う試金石になる対局と言えそうです。
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