22回に渡った、羽生善治九段と谷川浩司九段の将棋タイトル戦。今回も「羽生vs谷川」の将棋タイトル戦の対戦成績を振り返ります。最終回の第6回は、「両雄の最後のタイトル戦」です。
目次
羽生善治と谷川浩司の将棋タイトル戦まとめ第6回
第50期王将戦 (2001年)
お二人のタイトル戦で、数多くの激闘の舞台となった王将戦で、再び両雄の激突が実現しました。
シリーズは、第3局から3連勝を果たした羽生王将が6連覇を果たしました。
第43期王位戦 (2002年)
羽生善治九段とのタイトル戦で敗退を続けていた谷川浩司九段にとって、2度目の捲土重来が実現したシリーズとなりました。
出だしから3連勝を果たし第4局で黒星を喫した後、第5局では千日手の末の勝利で、久しぶりのタイトル奪取となりました。
谷川浩司九段 1000勝の地 by 王位戦中継Bloghttps://t.co/RJaI8yuHIJ
旭川対局は14年ぶりの開催。谷川浩司九段が通算1000勝を達成し、特別将棋栄誉賞を受賞したのが旭川だ。第43期王位戦七番勝負 pic.twitter.com/kev0ym4G9X— 🍆 すすす@増補双級巴―石川五右衛門― (@eggplant_3) 2016年8月9日
第44期王位戦 (2003年)
「羽生のお約束事」といってもいいような、「負けた翌年度にすぐ挑戦」がこの王位戦で実現しました。
シリーズは、出だしを3連勝した谷川浩司王位が、第5局で決着をつけて防衛を果たしました。
第45期王位戦 (2004年)
両雄の激突が、3年連続で王位戦で実現しました。
スコアは3年連続で4勝1敗でしたが、今度は羽生善治王座の方で、3連覇はなりませんでした。
第30期棋王戦 (2005年)
22回に及んだお二人のタイトル戦は、いまのところこの棋王戦が最後です。
シリーズは、挑戦者が一気の3連勝で防衛をはたしました。
「羽生vs谷川のタイトル戦」のゴールデンカードをもう一度というファンの声も多いですが、現時点では2005年が最後になっています。
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