女流タイトル戦のアマチュア予選でも活躍中の和田はなさんは、女流棋士を目指して研修会にも所属されています。成績をもとに、女流タイトル公式戦の結果と女流棋士の可能性を調べました。
目次
和田はなさんの成績
女流タイトル公式戦のアマチュア予選
マイナビ女子オープンと女流王座戦はそれぞれは、以下のように何度も出場されています。
特に2014年は大活躍の年だったようで、両方の公式戦でプロ予選へ進出しています。
マイナビ女子オープン
2011年 チャレンジマッチ1回戦
2012年 チャレンジマッチ2回戦
2014年 プロ予選1回戦
2015年 チャレンジマッチ
2017年 チャレンジマッチ2回戦
女流王座戦
2011年 アマ予選
2012年 アマ予選準決勝
2013年 アマ予選準決勝
2014年 一次予選
2015年 アマ予選
研修会の成績
2019年4月時点で、関東研修会のC1クラスに所属されています。
女流棋士になる要件は、将棋連盟のサイトで以下のように紹介されています。
(1)日本将棋連盟研修会でB2に昇級した女流棋士希望の研修生
(2)日本将棋連盟研修会入会試験においてB2以上で入会した女流棋士希望の研修生
(3)該当の女流棋戦で規定の成績を獲得した者
※(1)・(2)の研修生は次の条件を必須とする。
条件:入会時からの通算対局数が48局以上であること。
対局数を満たしていない場合は、昇級・合格後も対局数を満たすまで在籍し、対局数に達した時点で女流2級の資格を得る。
◎対局数を満たすまでの在籍期間内
対局数を満たすまでの在籍期間内にC1へ降級した場合は、女流2級の資格は取り消される。
※(3)の該当女流棋戦は次の通り
該当女流棋戦と規定の成績
・「マイナビ女子オープン」 ※本戦ベスト8進出以上
・「リコー杯女流王座戦」 ※本戦ベスト8進出以上
・「霧島酒造杯女流王将戦」 ※本戦ベスト8進出以上
・「大山名人杯倉敷藤花戦」 ※ベスト8進出以上
・「女子将棋YAMADAチャレンジ杯」 ※優勝出典:日本将棋連盟
ご本人のコメントではありませんが、以下のツイートのとおり、女流棋士を目指されるようです。
11月1日付けでLPSA 所属女流2級に認められプロの道を歩み始める礒谷真帆さんと、同じく女流棋士を目指す和田はなさん。 pic.twitter.com/aNzXQ2pyWL
— yasuyuki arai (@yassspark) 2018年10月30日
公表されている研修会の情報だと、対局数は少なくとも36局はこなされています。
もう1つ上のクラスへ上がる必要がありますが、当面は女流タイトル戦の条件と研修会のB2の両方を睨んで女流棋士の道を模索することになります。
女流棋士の可能性は?
研修会経由での要件の1つ「48局」が目前に迫っているので、あとは昇級の目を早く作るためには連勝がほしいところです。
女流棋士を相手にベスト8はなかなか厳しいハードルなので、研修会経由のプロ入りの方が距離感は近いかもしれません。
これまでの実績を考えると、2019-2020年あたりに女流棋士の道が開ける可能性はあるといえるでしょう。
注目の女流王座戦の一次予選は、決勝で負けてしまい、1勝1敗になりました。
【女流王座戦一次予選結果速報】
✅注目の和田はなアマは?🤔
→一次予選の決勝で藤井奈々女流1級に負けていまいました✅今回の対プロ成績は?
→1勝1敗✅関連記事
「和田はなの将棋と研修会の成績は?アマチュアや学生大会の結果は?」https://t.co/GDlCbnNqTE pic.twitter.com/HqBTd1HQTA— 将棋ポケット@将棋ブログ (@shogipocket) 2019年5月11日
【関連記事】 |
こちらの記事もおすすめです