三冠を目指して名人戦に挑戦中の豊島将之二冠は、これまでのタイトル戦の成績はどんな感じだったのでしょうか?たくさんのタイトル戦に出場されているので、2回シリーズでまとめました。
目次
豊島将之二冠のタイトル戦成績まとめ
第60期王将戦(2010年)
初めてのタイトル戦の相手は、振り飛車党のトッププロ棋士である久保利明王将でした。
久保王将は、棋王も併せ持っていて二冠王だったので、羽生三冠に次ぐトッププロとしての地位を固めていました。
七番勝負は一進一退でしたが、第4局を負けてしまったことで一歩抜けだされてしまい、最後は2勝4敗でタイトル獲得はなりませんでした。
大田原市役所2階市民ギャラリーで展示
王将戦ポスター
振り替えると皆若い!第60期の豊島六段はベスト姿!!
棋王だけはあまり変わってないような気もする・・・#王将戦 #王将戦ポスター pic.twitter.com/wOvlJacOsi— sachi (@sachim0430) 2019年2月7日
第62期王座戦(2014年)
4年の空白期間を経て、再びタイトル戦の舞台へ戻ってきた豊島将之七段。
王座戦の相手は、絶対王者の羽生善治王座でした。
出だし2連敗スタートという苦しい出足でしたが、その後2連勝と盛り返しました。
最後は、羽生王座の粘りに屈してしまいましたが、フルセットまで持ち込んだシリーズは印象的でした。
【ニコ生(2014-10-23 09:00:00開始)】将棋 第62期王座戦五番勝負第5局 羽生善治王座 vs 豊島将之七段
朝9時に対局が始まってまだこの状態とは pic.twitter.com/pmtk4WTD59— Oh倉 (@u_u_j) 2014年10月23日
第86期棋聖戦(2015年)
リターンマッチは、翌年に実現しました。
今度は第2局までイーブンの勝敗でしたが、第4局を取ることができず、3度目のタイトル戦挑戦も残念な結果に終わりました。
第86期棋聖戦第1局の感想戦でも見て、リアルタイムで観戦できなかった憂さを晴らす?https://t.co/1HjzVovg11 pic.twitter.com/gxPLgJ86d7
— 動画名人 (@bushidoupurin) 2017年1月13日
第67期王将戦(2017年)
再び王将戦の舞台へ戻ってきた豊島将之八段。
4度目のタイトル戦だったので、「今度こそは」と密かに思いを期していたと思います。
七番勝負はこれまでになかった初戦白星でスタートしたのですが、その後の3連敗が響き、4度目のタイトル挑戦もうまくいきませんでした。
長野県松本市で行われた第67期王将戦七番勝負第6局は15日午後6時9分、120手で久保利明王将が挑戦者の豊島将之八段に勝ち、4勝2敗で2期連続通算4期目の獲得を果たしました。
写真特集は→https://t.co/99eODFKPu6 pic.twitter.com/66IsvSCHM4— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) 2018年3月15日
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