藤井聡太七段は16歳ですが、同い年の頃の歴代王者(羽生善治・谷川浩司・渡辺明)の成績はどんな感じだったのでしょうか?4人の成績を比較しました。
藤井聡太と同い年16歳の頃の成績を比較
【16歳の頃の藤井聡太・羽生善治・谷川浩司・渡辺明】
✅藤井
2年目 (45勝8敗 .849)
朝日杯2連覇🏆
新人王戦2連覇🏆
竜王戦・王座戦・叡王戦・棋王戦決勝T進出✅羽生
2年目 (40勝14敗 .741)✅谷川
2年目 (29勝12敗 .707)
若獅子戦優勝🏆✅渡辺
1年目 (25勝13敗 .658) pic.twitter.com/HY2POzzI3n— 将棋ポケット@将棋ブログ (@shogipocket) 2019年5月31日
藤井聡太
ことし17歳になるので、「16歳の年=2018年度」という前提でまとめてみました。
成績は、プロ2年目で45勝8敗 勝率.849という驚きの成績を、2年続けておさめました。
でも、やっぱり光っているのは「朝日杯の2連覇」です。
なんといっても「全プロ棋士参加の公式戦」ですし、「羽生善治」「渡辺明」に勝っての優勝ですから、余計に価値が高いです。
渡辺明ー藤井聡太戦、先手投了。藤井七段、朝日杯連覇 https://t.co/QlRa5FfoM4 #shogi pic.twitter.com/RguqUGdAop
— ロックショウギ (@6shogi) 2019年2月16日
そのほか、新人王戦でも2連覇を果たしています。
【第49期新人王戦 決勝三番勝負】
10/17(水)10時より、藤井聡太七段 vs.出口若武三段の第2局を生放送します。
藤井七段が優勝を決めるか、出口三段が巻き返すか。
解説開始は10時から、長谷部浩平四段(解説)、貞升南女流初段(聞き手)です。▼視聴https://t.co/qF7Jkha9rm pic.twitter.com/KZt3MszTNE
— ニコ生公式_将棋 (@nico2shogi) 2018年10月16日
8大タイトル戦に目を移すと、王座戦・竜王戦・叡王戦・棋王戦で「決勝トーナメント・本戦」へ進出しています。
一番勝ち進んだのは王座戦で、準決勝まで進出しています。
惜しくも斎藤慎太郎七段(現王座)に負けてしまいましたが、挑戦者が視界に入りつつあることを物語っています。
羽生善治
プロ2年目で、40勝14敗勝率 .741という成績を残されています。
ただ、公式戦の優勝やタイトル戦出場・獲得という顕著な成績はまだ残されていません。
谷川浩司
プロ2年目で、29勝12敗 勝率.707という成績を残されています。
タイトル戦の出場はありませんが、若手向けの公式戦「若獅子戦」で優勝🏆を果たされています。
渡辺明
プロ1年目で、25勝13敗勝率 .658を残されています。
公式戦優勝やタイトル戦挑戦などの実績は、この時点ではまだ残されていません。
まとめ
実績の差が顕著に出ていて、藤井聡太七段の成績が突出しています。
ただ、羽生善治九段は19歳で竜王を、谷川浩司九段は21歳で名人を、そして渡辺明二冠は20歳で竜王を獲得しています。
つまり、19歳あたりからエンジン全開モードへと切り替わっているということです。
藤井聡太七段が、いつエンジン全開になるのか、興味が尽きませんね。
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