藤井聡太と羽生善治・大山康晴・中原誠を比較したまとめ!第3回

歴代の絶対王者たち「羽生善治・大山康晴・中原誠」と藤井聡太七段を比較するシリーズの第3回は、「名人までの年数」と「初タイトル獲得までの年数」を比較しました。







藤井聡太と羽生善治・大山康晴・中原誠を徹底比較 第3回

 

 

名人獲得までの年数

名人になるには、「将棋順位戦」と呼ばれる5つのリーグをしたから順番に勝ち上がっていく(=昇級)必要があります。

 

最高峰にあるA級で優勝したら、はじめて「名人戦挑戦者」となることができます。

 

つまり、たとえ藤井聡太七段でも「挑戦者になるのに最短で5年かかる」ということです。

 

また、大山康晴十五世名人がデビューした当初と現在とでは、順位戦や名人戦挑戦者を決める仕組みも違っていました。

 

ですので、単純な比較はむつかしいですが、「名人に挑戦することの難しさ」は今も昔も変わりません。

 

藤井聡太 羽生善治 大山康晴 中原誠
年数 ※ 8年 7年 6年
順位戦初参加 2017年 1986年 1946年 1966年
名人獲得 ※ 1994年 1953年 1972年

※ 現状では最短で6年(挑戦までの年数)の可能性が残されている

 

順位戦の昇級枠が非常に狭き門なので、どうしても数年足踏みをしいられる可能性は高くなります。

 

藤井聡太七段でも、たった1つ負けただけで1年足踏みになってしまいました。

 

初タイトルまでの年数

将棋名人戦は挑戦まで長い道のりですが、それ以外のタイトル戦は1年で挑戦することは可能な仕組みです。

 

続いて、初タイトルまでの年数を比較してみました。

 

藤井聡太 羽生善治 大山康晴 中原誠
年数 ? 4年 10年 3年
獲得年 ? 1989年 1950年 1968年
獲得タイトル ? 竜王 九段※ 棋聖
生涯獲得数 ? 99期 80期 64期

※現在の「竜王」

 

中原誠十六世名人は、他の3名に比べてやや遅めのプロデビュー(18歳)だったを取り返すかのように、デビュー3年目で早くも初タイトルを獲得されています。

 

藤井聡太七段は2016年の途中にプロデビューなので、2019年が「実質3年目」です。

 

「藤井聡太が今年タイトル取った!」をイメージすれば、中原誠十六世名人がどれだけ早くタイトルを取ったのかがイメージできると思います。

 

ただ、大山康晴十五世名人のデビュー当初は、タイトル戦の数が名人だけという状況だったので、そこは割り引いて評価する必要はあります。

 

【次の記事 5月25日更新予定】

藤井聡太と羽生善治・大山康晴・中原誠を徹底比較!第4回