将棋タイトル戦王将戦の結果はどうなる? 久保利明と豊島将之八段が対戦!

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将棋タイトル戦の1つである王将戦が、佳境を迎えています。久保利明王将と豊島将之八段の七番勝負は第5局まで終了し、久保利明王将の3勝2敗です。そこで今回は、第5局までを振り返りながら、久保利明王将と豊島将之八段の紹介と、結果はどうなるのかをまとめました。

将棋タイトル戦の中でも歴史がある王将戦

名人戦の次に歴史がある

1951年に始まったタイトル戦で、名人戦が家元制から実力制に変わったのは1935年ですから、2番目に歴史のあるタイトル戦です。

厳密には、竜王戦の前身の前身である「九段戦」が1950年から始まっていますが、名前・制度が2度変わっているので、「二番目に歴史がある」と評価していいでしょう。

名人に香車を引いて勝った!

3連敗すると特殊ルールがあった

今は廃止されている制度ですが、3連敗すると相手に駒を落とされる(=駒を引く)という特殊ルールがありました。

つまり、王将も挑戦者もトッププロなのに、「あなたは私より弱いから、駒を少なくして対局してあげますよ」と明言しているのと同じなのです。

駒を引かれた側からすると、これは何物にも代えがたい屈辱だったでしょう。

升田幸三が大山康晴名人・王将に香車を引いて勝った!

升田幸三と大山康晴といえば、戦後の将棋界最大のライバル関係でしたが、升田幸三は弟弟子の大山康晴に先を越され、名人・タイトルに手が届かない状況でした。

升田幸三といえば、将棋の世界へ飛び込む際に、家族へ残した書き置きで「名人に香車を引いて勝つ」と書いたことが有名です。

今は8つあるタイトルの一つという位置付けになっていますが、名人といえばかつては名実ともに「将棋界の最強棋士」という位置付けでした。

つまり、自分は「最強棋士の名人よりも強くなってみせる!」と豪語して、家を飛び出したのです。

時は流れ、王将戦七番勝負で大山康晴名人に3連勝し、ついに念願の「名人に香車を引く」が実現します。

対局は挑戦者升田幸三の勝利に終わり、空前にして絶後の「名人に香車を引いて勝つ」が実現したのです。

羽生善治が七冠を達成したタイトル戦

今から約20年前に、羽生善治六冠(当時)は七冠を達成したのですが、最後のタイトルとなったのが「王将」でした。

迎え撃つのは谷川浩司王将で、3勝4敗となった1度目の挑戦は失敗に終わりました。

七冠は幻に終わったかと思われましたが、残りの6つのタイトルを全て防衛するという超絶的なことをやってのけ、翌年の王将戦に再び挑戦しました。

今度は、羽生善治六巻の4連勝に終わり、将棋界初の七冠を達成しました。

久保利明王将とは?

やや遅咲きのトッププロ

羽生善治の厚い壁

将棋プロとしてのキャリアの序盤は羽生善治の全盛期に当たったこともあり、タイトルに4度挑戦しましたが、それを全て迎え撃った羽生善治に全て敗れ流という、辛い時期を過ごしました。

その後、メンタル面で克服する何かがあったのでしょうか、2009年に挑戦した棋王戦で佐藤康光棋王(当時)に勝利し、念願の初タイトルを獲得しました。

二冠を達成

その後は、それまでの雌伏期を脱したかのように活躍を続け、王将・棋王の二冠王も達成されています。

A級に在籍

後述する豊島将之八段と同様に、将棋トッププロが在籍するA級の一員です。

関連記事:藤井聡太六段とトッププロはどっちが強い? A級棋士と徹底比較!

タイトル獲得は6期

棋王3連覇(2009年〜2011年)と、王将3期(2010年〜2011年, 2017年)の合計6期のタイトルを獲得している、トッププロの一人です。

豊島将之八段とは?

タイトル戦登場4回

将棋トッププロ10名が所属するA級に在籍する、トッププロの一人です。

まだタイトル獲得経験はありませんが、すでに王将戦2回、王座戦1回、棋聖戦1回の合計4回タイトル戦の挑戦者になっています。

関連記事:【豊島将之八段】レーティングと王将戦・将棋順位戦での成績は?いつタイトルを獲るか予想する!

名人戦プレーオフに出場中

史上初の6人によるプレーオフで有名になった名人戦プレーオフに出場しており、現在、第3局へ勝ち進んでいます。

仮に残り3局を勝ち進むと、念願の名人戦挑戦が決まります。

関連記事:将棋名人戦プレーオフ第2局【結果速報!】 佐藤康光と豊島将之の対戦はどうなった?

関連記事:将棋名人戦プレーオフは今日! 第3局(広瀬章人八段vs豊島将之八段)はどうなる・見どころは?

関連記事(速報):将棋名人戦6人プレーオフ第3局の速報!(広瀬章人八段vs豊島将之八段)挑戦者は誰?

王将戦の結果はどうなる?

第5局まで進行中

第4局まで久保利明王将が3勝1敗とリードし、決着に王手をかけました。

カド番に追い込まれた豊島将之八段は、相互に飛車を振り合う相振り飛車模様の出だしから、乱戦になった第5局を制し、第6局以降への決着へ持ち越しました。

第6局は3月14日〜3月15日

残り2局に決着の行方は持ち越されていますが、待望の第6局は3月14日から始まります。

2日制なので、決着がつくのは3月15日になる見込みです。

将棋界に関するあらゆる情報を発信していきます。

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