将棋名人戦プレーオフ第2局【結果速報!】 佐藤康光と豊島将之の対戦はどうなった?

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将棋名人戦のプレーオフは史上初の6人で行われていて、今日は第2局が進行中です。対局者は佐藤康光九段と豊島将之八段ですが、序盤から期待に違わぬ熱戦で、一触触発の状況です。そこで今回は、両対局者の紹介に加えて、対局がどうなったのか現在の進捗を速報します。

将棋名人戦プレーオフとは?

A級順位戦のトップが名人戦挑戦者

順位戦の仕組み

原則すべての将棋プロは、1年間を通して行われる「順位戦」と呼ばれるリーグ戦に参加します。

上位の成績をおさめると上のクラスへ昇級し、成績が低迷すると下のクラスへ降級します。

この順位戦には5つのリーグがあり、そのトップがA級です。

つまりA級に所属することは、将棋プロにとって最高の栄誉なのです。

A級のトップが名人戦に挑戦

A級には原則10名の将棋プロが在籍し、1年間で総当たりのリーグ戦を行います。

その結果、トップの成績をおさめた将棋プロが名人戦の挑戦者になります。

トップが複数名になるとプレーオフ

成績トップが複数名になると、プレーオフが行われます。

但し名人戦プレーオフの特有の制度があり、順位が非常に重視された仕組みになっています。

関連記事:将棋名人戦の挑戦者は誰? 6人のプレーオフの仕組みと結果の予想は?

佐藤康光九段とは?

羽生善治竜王のライバル

将棋界の第一人者である羽生善治竜王に続いて、ほぼ同じ時期にデビューした3人の棋士(森内俊之九段・佐藤康光九段・村山聖九段)の一人です。

村山九段は若くして夭逝されましたが、森内俊之九段と佐藤康光九段は、羽生善治竜王と長きにわたって凌ぎを削って来られました。

佐藤康光九段のキャリア序盤のハイライトは、何と言っても初タイトル竜王の獲得でしょう。

当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった羽生善治五冠から、竜王を奪って見せたのです(1993年)。

名人戦2連覇

佐藤康光九段は、名人戦でも活躍しています。

初タイトル獲得の後、1998年の名人戦で当時の谷川浩司名人との七番勝負を4勝3敗で制し、名人を獲得しました。

続く1999年も、リベンジに燃える谷川浩司九段を同じく4勝3敗で退け、名人2連覇を果たしています。

関連記事:藤井聡太六段とトッププロはどっちが強い? A級棋士と徹底比較!

棋聖戦6連覇

佐藤康光九段のタイトル戦での一番長い連覇は、棋聖戦の6連覇です。

並み居る強豪を相手に、6年連続で棋聖を獲得・防衛し、「永世棋聖」の称号を得ました。

関連記事:羽生善治永世七冠どれくらい凄いの?過去の達成者と徹底比較!

タイトル戦6連続出場

将棋のタイトルを持っている将棋プロは、紛れもなくトップクラスの実力を持っていますし、挑戦することも同じです。

2006年には、そんな難易度の高いことを6つのタイトル戦(棋聖・王位・王座・竜王・棋王・王将)で連続で達成しています。

勝利したのは、棋聖戦と棋王戦の2つでしたが、十分な偉業です。

豊島将之八段とは?

最近好調のトッププロ

デビュー当初より実力が評価されており、既にタイトルの挑戦者に4度なっているトッププロです。

今年度に限っても、A級順位戦を途中までトップで走っていました。

関連記事:【豊島将之八段】レーティングと王将戦・将棋順位戦での成績は?いつタイトルを獲るか予想する!

王将戦に挑戦中

豊島八段にとって2度目となる王将戦は、既に第5局まで消化されています。

迎え撃つのは久保利明王将で、第4局まで1勝3敗と追い込まれましたが、第5局を勝利で凌ぎ、残り2局に初タイトルをかけます。

将棋名人戦プレーオフ第1局に勝利

久保利明王将とは、将棋名人戦プレーオフ第1局でも対戦しています。

王将戦ではカド番に追い込まれていますが、プレーオフはきっちり借りを返して勝利し、今日の第2局へ勝ち進んでいます。

関連記事:将棋名人戦プレーオフの速報・結果はどうなった?・流れ・仕組み・挑戦者はどうなる?

将棋名人戦プレーオフ第2局の速報

戦型は角交換型振り飛車

豊島八段の先手で始まった対局は、佐藤康光九段が得意とする「角交換型振り飛車」で始まりました。

開始早々に豊島八段が、自分の大駒である角を佐藤九段の守備駒の金と交換するなど、激しい戦いになっています。

結果速報

徐々に豊島八段が有利に

観戦している将棋プロの中には、豊島八段が形勢をいいと思っていない可能性があると話しているそうです。

夕食休憩明けに、豊島八段は佐藤九段の陣地へ揺さぶりをかけるために、角を中央付近に移動させました。

糸谷八段の解説には、少し豊島八段へ形勢が傾きつつあることが垣間見えます。

そんな背景もあって、豊島八段はじっくり腰を落ち着けて戦う姿勢を示すため、自陣の陣形整備を行っています。

この手を受けて、観戦している山崎八段は、佐藤九段がやや苦しいと認めています。

佐藤九段が仕掛ける

このままでは苦しくなると見た佐藤九段は、端っこの筋(1筋)の香車に狙いを定めて、攻撃を仕掛けます。

まともに相手をしていると防戦一方になるので、豊島八段も敵陣に飛車を打ちます。

その手を見た佐藤九段は、2の筋へ飛車を展開し、波状攻撃を仕掛けます。

佐藤九段の考慮時間が大きく減ったことで、現時点で約2時間の差がついていますが、打ち込んだ飛車の捕獲を狙われている豊島八段が長考に沈みました。

長考に沈んでいた豊島八段が、佐藤九段の斜め上へ角を成り込む攻撃に出ました。

豊島八段の勝利

佐藤九段は自陣へ侵入してきた豊島八段の角を取ったので、豊島八段は先に敵陣へ打ち込んでいた飛車で、佐藤九段の王様を追撃します。

佐藤九段の王様は豊島八段の飛車から逃走をはかり、自陣の左側へ逃げ込みます。

逃走する佐藤九段の王様を挟撃するために、豊島八段は右端の筋から攻撃を仕掛けます。

この後、自陣へ大駒を引きつけて防御する佐藤九段の王様を、じっくり香車・桂馬で防衛駒を剥がしに行った豊島八段が勝利をおさめました。

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