6月22日に王将戦一次予選決勝で対戦する、藤井聡太七段と千田翔太七段。成績を比較するとどうなるのでしょうか?勝率やタイトル戦挑戦者の実績などを比較しました。
目次
藤井聡太と千田翔太七段の成績を比較した!
【藤井聡太と千田翔太七段の成績を比較】
✅通算勝率
藤井:.849
千田:.721✅年度最高勝率
藤井:.849
千田:.755✅年度最高勝利数
藤井:61勝
千田:48勝✅タイトル戦
藤井:挑戦なし
千田:棋王戦挑戦者1回✅順位戦
藤井:C級1組
千田:B級1組 pic.twitter.com/0iou95NALi— 将棋ポケット@将棋ブログ (@shogipocket) 2019年6月13日
通算勝率
藤井聡太七段の.849に対して、千田翔太七段は.721です。
随分差があるように見えますが、これは藤井聡太七段の勝率が普通じゃないだけです。
100局以上対局している将棋プロ棋士のキャリア通算勝率をリストにすると以下のとおりで、千田翔太七段も凄い高勝率であることがわかります。
順位 | 氏名 | 通算勝率 |
1位 | 藤井聡太 | .849 |
2位 | 大橋貴洸 | .734 |
3位 | 永瀬拓矢 | .721 |
4位 | 千田翔太 | .721 |
5位 | 近藤誠也 | .718 |
勝ちまくっている永瀬拓矢叡王と肩を並べていることからも、千田翔太七段のすごさがわかると思います。
それにしても藤井聡太七段の勝率が、一人だけ突出していますね😅
年度最高勝率
藤井聡太七段は、2018年に記録した.849が年度最高勝率です。
この年度は、朝日杯の2連覇を達成するなど、トッププロ棋士を倒した上での高勝率です。
千田翔太七段は、2018年の.755が年度最高勝率です。
この年度の千田翔太七段は、王位戦の挑戦者決定リーグ入りを果たされています。
将棋フォーカスより
NHK杯終局後、楽屋ですかさず棋譜を打ち込んで形勢と悪手を検証する千田六段のノートPCを興味深く覗きこむ藤井四段 pic.twitter.com/fd5qg2KV1q— 9たろう (@9chanohayo) 2017年6月19日
年度最高勝利数
藤井聡太七段は2017年に達成した61勝が、千田翔太七段は2016年に達成した48勝が最高です。
2017年というと、藤井聡太七段が新記録の29連勝を達成した年度で、千田七段の2016年は棋王戦の挑戦者になった年度です。
タイトル戦
藤井聡太七段は、王座戦の挑戦者決定トーナメント準決勝まで進出したのが最高ですが、千田翔太七段は棋王戦の挑戦者になったことがあります。
タイトル戦での実績は、千田翔太七段が上回っています。
順位戦
藤井聡太七段はC級1組所属ですが、千田翔太七段はB級1組所属です。
2つ差ができていますが、いつかA級での激突を待ち望んでいるファンは多いと思います。
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