藤井聡太七段と同期で将棋プロ棋士にデビューした大橋貴洸四段は、同じく高い勝率を残していて、注目の若手プロ棋士です。そこで今回は、藤井聡太七段と大橋貴洸四段の成績を比較し、勝率や公式戦の優勝などの実績を比べました。
目次
藤井聡太と大橋貴洸四段の成績を比較した
【藤井聡太と大橋貴洸の成績を比較】
✅通算勝率
藤井:.849 (1位)
大橋:.734 (2位)✅最高勝率
藤井:.849
大橋:.793✅最高勝利数
藤井:61勝
大橋:46勝✅公式戦優勝
藤井:朝日杯2連覇 新人王戦
大橋:YAMADA杯 加古川青流戦✅順位戦
藤井:C級1組
大橋:C級2組 pic.twitter.com/P0XHc5Tetl— 将棋ポケット@将棋ブログ (@shogipocket) 2019年6月14日
年齢など
年齢は大橋貴洸四段の方が10歳年上ですが、三段までの昇段スピードは、藤井聡太七段に劣りません。
藤井聡太七段が三段リーグを1期で駆け抜けたので、プロデビュー年齢に差が生じていますが、大橋貴洸四段の凄さが色褪せることはありません。
通算勝率
通算対局数が100局以上の通算勝率ランキングをまとめたものですが、注目すべきは大橋貴洸四段の勝率の高さです。
プロデビューしてから間もない段階でこの成績を残しているならわかりますが、100局を過ぎてもプロ2位の成績を残しているところが、大橋貴洸四段の成績の凄さです。
歴史にたらればはありませんが、藤井聡太七段と同じ時代の方でなければ、間違いなくもっと注目されていた方です。
年度最高勝率
藤井聡太七段は、渡辺明二冠を倒して朝日杯の2連覇を達成した2018年度の.849が最高記録です。
一方の大橋貴洸四段は、2017年度に達成した.793が最高記録です。
この年度は、YAMADA杯準決勝進出などの実績を残されています。
村)将棋大賞表彰式、新人賞は大橋貴洸四段が受賞しました。今日は、鮮やかなブルーのスーツでの登場でした。 pic.twitter.com/Atpp4LtJYQ
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) 2019年4月18日
年度最高勝利数
藤井聡太七段は、29連勝を達成した2017年度の61勝が最高記録です。
一方の大橋貴洸四段は、同じく2017年度に記録した46勝が最高記録です。
この年度は、YAMADA杯準決勝進出などの実績を残されています。
公式戦優勝
ともにタイトル戦挑戦者になった経験はありませんが、藤井聡太七段は朝日杯の連覇や新人王戦の優勝があります。
一方の大橋貴洸四段も、YAMADA杯や加古川青流戦で優勝を果たされるなど、ともに実績を積み上げられています。
【第89期棋聖戦 一次予選】11/29(水)10時より同期でプロ入りした、藤井聡太四段 vs.大橋貴洸四段の対局を生放送します。
二次予選に駒を進めるのはどちらなのか?
解説:阿部光瑠六段、聞き手:宮宗紫野女流初段です。
●視聴→ https://t.co/iuw2BIm30j pic.twitter.com/yi6ddPXy7H— ニコ生公式_将棋 (@nico2shogi) 2017年11月28日
順位戦
藤井聡太七段がC級1組に対して、大橋貴洸四段はC級2組です。
現在は1つ差ができていますが、今後少しずつ差をつめていくでしょう。
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