将棋名人戦で3連覇を果たし、豊島将之二冠を名人戦挑戦者に迎えて4連覇を目指す佐藤天彦名人ですが、年収はいくらでしょうか?賞金と対局料をもとに試算してみました。
目次
佐藤天彦名人の年収はいくら?
計算の前提
これまでの記事と同じく、年収の計算前提である正確な賞金も対局料も公開されていないため、以下の前提を置いて試算しました。
賞金
佐藤天彦名人は、2018年度に名人の防衛と銀河戦の優勝を果たされています。
名人戦の賞金は2400万円で、銀河戦は未公表です。
参考例として、お隣の囲碁界ではNHK杯の優勝賞金が500万円と公表されているので、それよりマイナーな銀河戦は5割程度と推察されます。
よって、銀河戦の優勝賞金は250万円と試算しました。
以上より、賞金は2650万円です。
対局料
対局料は、竜王戦の決勝トーナメントのみ公表されているので、他の記事と同じように前述リンクの数値を使って試算しました。
佐藤天彦名人は、2018年度は42局を消化されています。
段位は九段ですが、名人戦を6局消化されているので、その分を除いた対局料は、1局あたり70万円です。
よって対局料は3420万円※です。
※70万円×36局+150万円×6局
年収
棋士の主な収入源は賞金と対局料なので、両者を合わせて6,070万円と試算されました。
将棋連盟から公表されている金額(1/1-12/31)は5,999万円なので、集計対象に3ヶ月のズレはあるものの、ほぼ整合していました。
佐藤天彦名人の勝率は?
これだけトップで長く活躍し続けるには、相当な勝率を維持し続ける必要があります。
佐藤天彦名人の直近5年間の勝率は、以下の記事で他のトッププロ棋士との比較と合わせてまとめました。
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