毎年1月から開催される将棋タイトル戦の棋王戦は、優勝賞金と対局料はいくらなのでしょうか?藤井聡太七段がタイトルを取ると年収がどうなるか試算してみました。
目次
棋王戦
どんなタイトル戦?
王将戦と並んで、冬のタイトル戦として知られています。
五番勝負は2月から3月にかけて、王将戦と並行して行われます。
過去の凄い記録は?
近年は五番勝負から遠ざかっていますが、かつては王座戦と並んで羽生善治棋王の庭的なタイトル戦でした。
羽生善治棋王の12連覇は、今でも破られていない最長記録です。
タイトルホルダーは誰?
渡辺明棋王です。
2018年3月まで行われた棋王戦五番勝負で、永瀬拓矢七段を3勝2敗のフルセットで破り、棋王戦6連覇を達成しました。
6連覇は、羽生善治棋王の12連覇に次ぐ、棋王戦史上2位の記録です。
優勝賞金と対局料はいくら?
賞金
棋王戦も、竜王戦以外の他のタイトル戦と同様に、賞金は公表されていません。
ただ、関連各報道を総合すると、500万円といわれています。
対局料
対局料も賞金と同様に、公表されていません。
藤井聡太がタイトル取ると年収どうなるか試算
試算する方法
当ブログの他の記事と同じく、以下の関連記事に基づいて、試算しました。
賞金
前述の通り、500万円です。
対局料
藤井聡太七段が棋王戦のタイトルを獲得するには、予選と挑戦者決定トーナメントを勝ち抜かないといけません。
予選はほぼ4連勝、挑戦者決定トーナメントは準決勝までが4連勝で、準決勝以降は3勝1敗で挑戦者になることができます。
仮に五番勝負が第5局までもつれこんだとすると、合計17局を戦うことになります。
藤井聡太は七段なので、対局料は以下の計算式で試算されます。
50万円 × 17局 = 850万円
年収
以上より、藤井聡太七段が棋王を獲得すると年収は 1,350万円※アップします。
※ 500万円 + 850万円
王将戦の賞金は?
以下の記事でまとめています。
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